基礎運動能力とは?

一言でいえば、
自分の身体を思う通りに動かすことのできる能力のことです。

一つの目的の動作に対して、頭で考えるのではなく体全体が協応し合うことで運動は成り立っています。
体全体が連動するために必要な能力は

①バランス能力動作の中で体のバランスを保つ能力
②定位能力自分の周囲のものや人の位置を把握する能力
③リズム化能力リズムに合わせて体を動かす能力
④分化能力力を加減する能力
⑤反応能力外界の刺激に対して反応する能力
⑥結合能力走りながらボールを投げるなど、別々の動きをつなげる能力
⑦変換能力走り幅跳びのような、ある運動から別の運動に変換する能力

これらの能力をまんべんなく身につけることで、スムーズに自分の体を動かすことができるようになります。

このような能力は、10代前半にはほぼ発達を終了するため、子どもの時期にどれだけこれらの能力を鍛えたかが、その後の運動能力・運動神経に影響を与えるのです。

また、子どもをトレーニングさせる際には体の発達を阻害しない内容であることにも留意しなければなりません。
1年に数cmも身長が伸びる子ども期に無理なトレーニングをすることは、骨の伸長を阻害してしまう恐れがあるため、体の発達に合わせた運動指導が重要です。
その時期には、基礎的な動きを体に覚えさせることを優先すべきだと言えます。
成長がピークを迎える頃から持久力、そしてピークを過ぎた後に筋力の強化を始めるのが望ましいといえます。