子どもたちが成長するために大切なことは、何ですか?
隣の子や周りの子と、くらべることですか?
たまたま、周りの子どもたちよりできたとして、それがどれほど凄いことなのでしょうか?
所詮、その地域や身近な環境のレベルで凄かったという程度に過ぎません。
世の中には凄い子ども・優秀な才能をもった子どもなど、もっともっとたくさんいますよ。
良い結果を出して、子ども自身が「自信」を持つことは素晴らしいこと。
その自信を成長の武器にできれば、さらなる飛躍につながります。
その「良い結果」を出すまでの「道のり」が大切。
指導する側として、その「道のり」をどうつくっていくか・・・。
「良い結果」につながる、子どもたちの成長のためには、何が必要だと思いますか?

子どもたちが成長するために必要なことは、「実行」と「チカラを出す環境」です。
「実行」とは、もちろんやってみること・取り組むこと。
やってみるといっても、いろいろあります。
楽しくて、自分から率先してやるのか・・・。
嫌だけど、言われるから仕方なくやるのか・・・。
なんとなく、みんながやってるからやるのか・・・。
私は、自分から取り組んだ方が成長が早いと信じています
だから、私の教室で1番大切にしていることは「楽しい」。
私が「やらなくても、いいよ」と伝えても、勝手に始めます(笑)
子どもたちが成長する初期段階では、とても大切なことです。
「チカラを出す環境」とは、自分の出せるチカラをしっかり出すということ。
できることを同じように繰り返しているのは、反復練習。
実は、反復練習はとても大切です。
子どもたちは気がついていないと思いますが、教室でも開設当初から必ずやっていることがたくさんあります。
「できるから終わり」ではなく、繰り返すことで見えてくるものが必ずある。
ただ、それと同じように自分のチカラの80〜100%以上で取り組む機会も非常に重要。
「チカラを出す」練習も必要なんです。
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昨日の教室のメニューは、5・6年生でも「もう無理・・・」「キツイ・・・」なんてという内容。
もちろん、1年生には大変なメニューでしょう。
1番大切なことは、子どもたちが成長すること。
私の作ったトレーニングメニューを完璧にやることではないんです。
今日のメニューは、決められた動作を時間管理しながら「6回」繰り返す内容。
小学1年生は、1回づつ休憩をはさみながら3回取り組みました。
結果的に半分しかやってないから、1年生には意味がない?
いや、違います。
本人にとって、80%以上のチカラを出しているから、しっかり成長に繋がっています。
その証拠に、同程度のメニューなら、次回は4回以上 必ず取り組めるようになっています。
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子どもの成長に、くらべる必要って、ありますか?
もっと手前に、大切なことはたくさんありますよ。