「運動神経が悪いから・・・」
よく聞くことばですよね。
それって、本当?

学校で行う「体力測定」の結果がイマイチだったり、ボールを投げることが上手く出来なかったり、走るのが苦手だったり・・・。
お子さんのこんな状況をみて、おとうさん・おかあさんは、「うちの子、運動神経が悪いから・・・」
こんな意見を持つようです。
でも・・・。それって、本当ですか?
子どもたちにも得意・不得意はあるでしょうが、確かに足が速い子、動きがすぐにできる子など、いっぱいいます。
ただ、ある競技で「世界レベルで戦う」環境や、「日本トップクラスを競い合う」状況であれば、それぞれの個人が持つ運動神経も大きく影響してくるかもしれません。
多くの子どもたちが悩んだり・嫌いになったり、出来ないなんて思ってしまうものは、学校でクラス全員が行う程度の運動です。
もし学校で行うレベルに、「運動神経」がなければ取り組めないものが存在するなら、それは指導者・教育者側の設定ミスです。
とは言っても、「できる」「できない」が存在するのも事実。
では、なぜでしょうか?
理由は、簡単です。
子どもたちが「自分の身体の使い方を、わかってないだけ」
結局は、どうやってやればいいのかわからないだけ。
だから、いろいろな動作を通じて身体を動かしながら、やってみたい・できるようになりたい動作を繰り返せば、日頃「苦手」と感じるような動作なんて誰だって出来るようになります。
体力測定に関しても、テストが実施されるであろう1か月前くらいから、各種目に関して少しだけアドバイスをしてあげるのです。
すると、確実にランクが1つか2つあがります。
これは、やはり「やり方がわかっていなかっただけ」だからなのです。
つまり、「運動神経が良くなる方法」とは、「自分の身体の使い方を知る」ということ。
そのためには、継続して、楽しく体を動かすことが大切ですね。
私たちは、そんな環境を提供していきたいなぁ、と思っています。